2018CALENDAR「PAIPATILOMA」by Kiyotaka Yaguchi

販売価格 1,000円(税74円)
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写真家矢口清貴さんの連作「パイパティローマ」を使用した2018年カレンダーを制作いたしました。

「パイパティローマ(南波照間島)」とは、日本最南端の波照間島の人々がかつて重税を苦に逃避したという幻の楽園のことです。矢口さんは、少年の夢であるネバーランドを象徴するような「パイパティーローマ」を追い求め、長年八重山諸島に通い作品制作を続けられています。

この度は、デザイナーにBook Photo PRESSの長尾敦子さんをお迎えして、矢口さんの作品「パイパティローマ」からカラー、モノクロ7点作品を選び、カレンダーとしました。
印刷はふげん社の母体である渡辺美術印刷が担当しております。

矢口さんの作品は、南の島に住む人々や動物、植物たちの営みが、丁寧に生き生きと写し取られています。
2018年はこのカレンダーとともに、パイパティーローマの夢に思いを馳せてはいかがでしょうか。

★当カレンダーは、日本アグフア・ゲバルト株式会社の公式カレンダーに選定されました。

■ 2018 CALENDAR PAIPATILOMA
写真:矢口清貴
サイズ:上下525mm×左右365mm(B3変)
企画:ふげん社
デザイン:長尾敦子(BookPhotoPRESS)
印刷:渡辺美術印刷株式会社
アグフア社Sublima240線 高精細印刷
用紙:b7トラネクスト

《目次》
表紙:波照間島 2007
1月・2月:フィリピン イトバヤット島 2013
3月・4月:台湾 蘭嶼 2011
5月・6月:波照間島 2009
7月・8月:鳩間島 2011
9月・10月:与那国島 8007
11月12月:竹富島 2005
プロフィール:蘭嶼 2011
《参考画像》
表紙1月・2月3月・4月
5月・6月7月・8月
9月・10月
11月・12月
作品紹介ページ

以下は、2016年10月に開催した矢口清貴写真展「パイパティローマ 波照間の南ー楽土へ」の際に、写真評論家の飯沢耕太郎氏よりいただいた推薦文です。

「パイパティローマ」の気配
飯沢耕太郎(写真評論家)

「パイパティローマ(南波照間島)」、何と魅力的な響きだろう。日本最南端の波照間島の、さらに南に位置するという幻の島。矢口清貴の写真を見ていると、沖縄や八重山の土地そのものから立ち上がってくる、そんな「彼岸、楽土」ヘの憧れと希求の思いが、たしかに伝わってくるように感じる。それは、住人たちの表情や身振りにあらわれているだけではなく、南島の光や風、空に浮かぶ雲や打ち寄せる波、生命力あふれる植物たちにもあまねく宿っている。それだけではない。国境を越えて、台湾やフィリピンでも「パイパティローマ」の存在を身近に感じとることができるかもしれない。
矢口の写真は、いうまでもなく、日本人と日本文化の起源を求めて沖縄から東南アジアに旅した、東松照明の『太陽の鉛筆』(1975年)を引き継ぐものだ。だが、若い矢口のアプローチは、東松よりもっと柔軟であり、ある意味では気ままで官能的だ。今は、まだこれでいいだろう。若さが苦みに変わってくる時期が来れば、彼の「パイパティローマ」も、少しずつ変貌していくはずだ。南島に色濃く漂う気配や予感を、全身をアンテナにして感知することができる、そんな時期が少しでも長く続くといいと思う。

instagram by @fugensha

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